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ウェッジHD 急落

ウェッジHDが急落しました。

3/7  終値 1,344
3/10 終値 764

と40%以上の下落です。

何が起きたのか整理したいと思います。

3/6 GL IR 
 ・長期事業パートナーのディーラーに対する貸付と未収利息が拡大している
 ・ディーラーの多くは、事業パートナーであり、株主であり、信頼がある
 ・ディーラーは、オートバイ、農機具、ソーラーパネルや様々な家電製品を扱う
 ・ディーラーの多くは、3年以上の信頼関係がある
 ・したがってSMEローン(※)が拡大するのは、合理的

※SMEローン・・・中小規模の会社に対する貸付
従来(タイ)のローンは、ディーラーの店舗の一角を利用して、個人を対象にするもの

 ・2016年度の監査結果の貸付と未収利息について①②の質問が上がっている
 ①貸付と未収利息は、シンガポールとキプロスの2グループの借り手が大きい
 ②担保は、GL株式とキプロスとブラジルの不動産と国債

 ・ABに対して答える
 A SMEローン返済期間の延長に関して
  まず、1年満期の3ヶ月毎のロールオーバー(※)の後、3年満期の1年毎のロールオーバーに延長。
 
ロールオーバー:先物取引やオプション取引において、保有しているポジションを取引最終日までにいったん決済し、次の期限(次限月)以降のポジションを新たに作り直すことをいう。

 B なぜシンガポールとキプロスを選んだのかに関して
  税制面での優遇制度のため

3/7 ウェッジ IR 同内容

なんだか、回答がちぐはぐな気がしてきました。


3/8 カオフン紙 不正会計疑惑を指摘

3/8 GL IR
 ・カオフン紙の記事の内容は、推測に基づいた不正確な内容ででっち上げのため、撤回と謝罪を要求する

本当に不正確ならば、法的手段を取ったほうが良いというTwitterがありましたが、どうなのでしょうか。
伊藤忠に対するグラウカスレポートの時は、監査法人によって適正とされていると反論していました。

3/8 ウェッジ お知らせ
 ・監査法人EYの監査報告書は無限定適正意見(※)
 ・監査報告書の意見書の抜粋
  ○タイの基準に従って監査を行った
  ○連結財務書類の注記11貸付金および受取利息に注意
  ○GLの子会社のGLHからシンガポールとキプロスの2社に融資している
  ○シンガポールとキプロスの担保率は、GL株を除くと60%と53%(反対かも)

無限定適正意見:一般に公正妥当と認められる企業会計の基準にしたがって、会社の財務状況を「すべての重要な点において適正に表示している」旨を監査報告書に記載する。
(引用:日本公認会計士協会)

東芝の不正会計事件も無限定適正意見だったようです・・・。

 ・意見書は、アイウ3つ
 ア GLがカンボジアで行なっているSMEローンに関わるもの
補足説明:オートバイ、農機具、エネルギーなどの各種器具等のディーラーに貸し付ける(上記3/6 GL IRと同内容)
       うち大きな2社についてより詳しい説明
       カンボジア並びに当社与信提供におけるパートナーであり、回収においても協力するパートナー
       (上記3/6 GL IR シンガポールとキプロスの2社でしょう)
       SMEローンのリスクマネジメント4つ
       ・融資審査上  GLと1年以上取引のあるディーラーのみを対象
       ・経済  担保を各種国債、土地、その他の証券による担保、個人保証、GL株としている
        GL株は、本事業が始まる前からの長期にわたって保有
       ・事業運営上  少額かつ3ヶ月程度の短期融資から安全であることが確認された後に長期融資に切り替え
        (3/6 GL IR 同内容)
       ・法的  シンガポールとキプロスで税制面での優遇制度(3/6 GL IR 同内容)
 イ CCF買収価格
  補足説明:が当時の市場取引価格よりも98パーセント高いが、2010年より2016年の間に資産が54倍、純利益が320倍に増加している急成長企業。GLとしては、純利益に対してPER10.6倍。会計監査人は利益剰余金に対してPER8倍と意見。

プレミアムは、約30%が平均だそうですが、かなり高いですね。
ただ、高い金額で買収するメリットは、上記の純利益に対して、というところだと思います。
この辺は、あまり問題視されていないようです。

 ウ アイを踏まえて無限適正意見である

3/9 GL IR
 ・グループリースによる投資家向けの会見

3/9 ウェッジ IR 同内容

3/9 GL IR 
 ・監査法人EYの監査報告書について追加情報をSETからの求められる
 追加情報
  ○キプロスとシンガポールの借り手側の詳細
    子会社から提供された貸付金は、通常の事業および取引条件が合うか
    ローンの対価額、担保価値、金利、ローンおよび利息の返済状況を明確に
    関連する規制を遵守している連結取引かどうか
    子会社の名称、借入人の氏名、事業の性質、エグゼクティブサマリーの名称
  ○株主、取締役、経営陣および借り手とGLの取締役および経営陣との関係、各借入人の担保として誓約されたGLの株式の金額を含む貸付金の日付と金額
    子会社に貸付金を提供するためにGLが使用した資金源を特定し、資金源に関連する負債があるかどうかを明確に
    期限前の借入金、融資元本および利息返還金に分割した貸付金額など、各借り手の貸付金および受取利息の延長期間についての説明
   貸出金がローンオーバーされなかった場合、貸倒引当金の対価に影響を及ぼすのではないか?
   また、貸倒引当金を決定する際の方針と、当該貸出金が不履行になった場合に適用される手続きの説明。
   取締役会が貸付の提供および貸付返済期間の延長を承認し検討したかどうか。
   また、信任義務の原則および善管注意義務の下で取締役会が実施したかどうか。

3/9 GL IR
 ・CCFへの投資の損失を指摘した新聞紙に対して、回答
 ・損失とは考えておらず、利益をこれから得ていくものだ

3/10 GL IR
 ・(3/9 GL IR SETからの開示)SETからの開示要求に対して、正常なビジネスだと以下のように回答予定
  ・この回答は、すでに四半期毎にしているものだ
  ・監査法人から無限定適正意見を得ている
  ・取締役会および監査委員会は非常に多く、2016年に19回の取締役会を行っている
  ・すべての情報は常に適切に共有され、議論されている

相手側を特定してしまうことになるので、IRとしては出せないと思うので、無限適正意見という言葉を使っているようにも見えます。

ここまで言い切っているので、大丈夫と思うのですが。





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